
サバイバルゲーム概要
サバイバルゲームとは大人が楽しむ戦闘遊びでサバゲーと略されます。1983年にアメリカで流行っていたペイントボールを日本流にアレンジしたもので、エアソフトガンを武器にして戦います。
明確なルールは作られていませんが、基本は陣取りゲームで敵チームのフラッグを取ったら勝ちです。エアソフトガンで撃たれたら自己申告して戦闘エリアから出ます。チーム全員が撃たれたら負けるので、フラッグを狙うだけでなく敵の攻撃を防ぐことも大切です。
1回が10分~15分なので、一度撃たれてもゲームがつまらなくなることはありません。他にもフラッグを置かないでチーム全員を撃つ殲滅戦や撃たれてもカウンターを押せば復帰できる復活戦など遊び方にはバリエーションがあります。
敵に気づかれないで背後をとって「フリーズ」と言えばヒット判定となるルールもありますが、採用しないフィールドが増えているのでローカルルールは確認しておきます。
18歳未満は保護者の承諾書が必要で、地域によってはエアソフトガンを取り扱えないので注意します。
サバイバルゲームの始め方
サバイバルゲームは1人では楽しめないので同じ目的を持つ仲間を見つける必要があります。インターネットではチーム募集専用サイトがあるので、自分の住む地域を中心に条件に合うチームに応募すると良いです。
ほとんどのチームは楽しく遊ぶことを第一としており初心者でも承認してくれます。サバイバルゲームの熟練度よりも一般的なマナーを備えているのかの方が重要です。
人によってサバイバルゲームへの捉え方は異なるので、チームの雰囲気はよく確認してから応募します。自分でチームを作りたいならばミリタリー関連に興味がある友人を集め、チーム内での親睦を深めるなどの活動を行います。
色々な装備を選ぶ
エアソフトガンだけでなく目を保護するゴーグルや迷彩柄のウェア、ヘルメットなど装備品を用意するのも活動に含まれます。こだわりの装備品で固めることでミリタリー好きをアピールします。
活動内容をSNSやブログで発信すれば他のチームの目に触れて対戦を申し込まれやすくなります。もちろん自分たちから対戦を申し込んでも問題ありません。
装備はレンタルもできる
各地のフィールドでは誰でも参加可能な定例会を開いており、装備品もレンタルできるためまだ興味を持っていない友人をサバイバルゲームの世界に引き込むチャンスです。
サバイバルゲームの魅力
サバイバルゲームの魅力は童心に返って遊べることです。シューティングゲームの世界が現実になったような緊張感がありチーム全体で夢中になれます。
自分1人だけ射撃の腕前が良くてもチームの連携が取れていなければ敵に押されてしまうので、体だけでなく頭もフルに動かします。
めまぐるしく戦況が変わる中で、敵にヒットした時の快感やフラッグを取った時の達成感は大人であることを忘れてしまうほどです。敵にヒットしてもエアソフトガンで撃っているので怪我をさせることはありません。
ストレス解消にも繋がる
普段はおとなしい人でも迷彩服で武装したいつもとは違う自分になることで新しい一面を発見できます。対戦した翌日は筋肉痛に悩まされることもありますが、運動不足を解消した証拠でストレス社会に生きる現代人を救ってくれます。
またサバイバルゲームは多くの人と交流する面白さもあります。ミリタリーが好きという共通点だけで集まった人々の中には、社会人から学生まで様々です。
男性の趣味というイメージが強いですが、力の強さだけでは勝敗が決まらない分、女性も積極的に参加しています。
職業や性別で縛られることなく集まった同志たちなので、サバイバルゲームの話題以外にも情報が集結します。自分の知らなかった世界に触れて新たな可能性を生み出せるのも魅力です。